ほんもんじすげ (本門寺菅)

 学名  Carex pisiformis 
 和名  ホンモンジスゲ 
 科名(和)  カヤツリグサ科 
  別名(和)   
 漢名  豌豆形薹草(ワントウケイタイソウ,wāndòuxíng táicăo) 
 科名(漢)  莎草(サソウ,suōcăo)科 
  別名(漢)   
 英名   

2024/04/25 植物多様性センター 

 中国では、次のものを Carex pisiformis(豌豆形薹草)のシノニムとする(『植物智』)。
  (学名の右の括弧内に、YListにより、学名に対応する和名を記す)

  C. albomas
  C. alterniflora(C.duvaliana var.alterniflora, C.pisiformis var.alterniflora,
         C.sachalinensis var.alterniflora, C.duvaliana var.alterniflora;
         オオイトスゲ)
  C. bauhwaensis
  C. conicoides(C.sachalinensis var.conicoides;ワタリスゲ)
  C. fernaldiana(C.pisiformis var.fernaldiana, C.sachalinensis var.fernaldiana,
         C.umbrosa var.coreana;イトスゲ)
  C. polyschoena(C.pisiformis f.polyschoena;シロホンモンジスゲ)
  C. sachalinensis(C.pisiformis var.sachalinensis;サハリンイトスゲ)
  

 この C. pisiformis は、サハリン・日本・朝鮮・遼寧・河北・山東・華東・四川・貴州・雲南・臺灣に分布するという(日本で言うホンモンジスゲ C. pisiformis は、その種内分類群の一ということになろう)。
 上欄に記した漢名「豌豆形薹草」は、この広義の C. pisiformis に対するものである。  
 スゲ属 Carex(薹草 táicăo 屬)については、スゲ属を見よ。
 和名は、採集された東京池上本門寺に因む。 
 本州(関東南西部・伊豆半島)・遼寧・河北・山東・安徽に分布。 
  


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